2011/05/21

スサノオ: アマテラスの弟で出雲国の創立者。神話

ヤマタノオロチを退治するスサノオ
/kuwabaramasanori
話をアマテラス(天照大神)から始めます。

アマテラスは、皇室の祖先神で伊勢神宮にまつられています。
女性神です。

アマテラス(天照)一族は、
天上の高天原(たかまがはら)に住んでいました。

アマテラスは、弟のスサノオ(素戔嗚尊)を、
乱暴な行動が多かったので、
天上から地上に追放します。

地上に降り立ったスサノオは、
改心してよい神になります。

出雲で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治し、
クシナダヒメ(櫛名田比売)と結婚し、
出雲国を開きました。

八岐大蛇【画像集】

スサノオは、
出雲国(いずものくに、島根県)の創立者です。

スサノオの妻・クシナダヒメは、
「櫛+ 稲+ 田」で
稲田の女神です。

◇                    ◆                    ◇

スサノオの6代目の子孫・オオクニヌシ(大国主)
出雲国を引き継ぎました。
オオクニヌシは
出雲大社の神様です。

しかしオオクニヌシ(大国主)は、
アマテラス側に国を譲ってしまいます。

こうしてアマテラス側は、
日本全体を支配するようになりました。

◇                    ◆                    ◇

武蔵地域は、アマテラスとではなく、
スサノオとの結びつきが強いのが特徴です。

スサノオをまつる氷川神社は、氾濫を起こす「すさぶる」川である荒川流域に集中して200以上あります。
中心が大宮の氷川神社です。

武蔵国は、645年にできました。
国府は府中です。
そのころは、武蔵の国は、府中、大宮などの北半が栄えていました。

聖武天皇(しょうむ、701年- 756年)のとき、
大宮の氷川神社は武蔵国の一ノ宮になりました。
氷川神社の神は、武蔵国の神々の筆頭の神になりました。

源頼朝も徳川家康も氷川神社に寄進しています。

明治天皇(アマテラスの子孫)は、先祖が国を強奪したたたりを恐れてか、
3度も参拝しました。

◇                    ◆                    ◇


斐伊川流域地図


「氷川」は、砂鉄の産地である出雲の斐伊川(ひいかわ)に由来します。
武蔵の地は出雲からの人々が開いたとも言われています。

<*  武蔵びとは、出雲への関心が低いようです。>

◇                    ◆                    ◇

※ クシナダヒメの両親
アシナヅチ(足名椎命)が父、テナヅチ(手摩乳命)が母です。


神社のページ


【川越】川越氷川神社。三芳野神社。スサノオの山車(だし)
【埼玉県】さいたま市の氷川神社
【埼玉県外】京都の八坂神社。島根県出雲市の須佐神社