2008/11/16

フィンランド症候群が教える気ままニコニコライフの重要性

  • フィンランドで40代の1200人を2グループに分けて15年にわたり調査をしました。
  • 半数には、運動を勧め、タバコ、アルコール、砂糖、塩分を抑制しました。
  • 残りの半数には、指示を与えずに気ままに生活してもらいました。
  • 15年後の結果では、気ままグループのほうが健康オタク(= 健康強迫症)グループより心臓血管系の病気、高血圧、ガン、各種の死亡、自殺、いずれについても低かったです。
    これをフィンランド症候群といいます。
  • 血圧も血糖値もコレステロール値も高めの太り気味の人のほうが、元気でイキイキします。
    「うつ」になりにくいです。
    脳に酸素も栄養もじゅうぶんいきわたるからでしょう。
  • 日本人の死亡率の第1位はガンです。
    もうすぐガンによる死亡は、2人に1人となります。
    ガンへの免疫機能を高める必要があります。
  • それには、心が大切です。
    笑いながら楽しい生活を送ることです。
    禁欲、粗食ではなく、
    肉を食べ、脂っこいものに挑戦し、
    塩分をとり、甘いものをとり、
    健康診断の結果に神経質にならず、
    ニコニコ人生を楽しみながら
    暮らすのがよろしいようです。
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  • 出典:和田秀樹『現役年齢をのばす技術』