古文書>徳用奥羽屋




【cf.】ppt


http://www.wul.waseda.ac.jp/kosho/imaspdf/pdf/bakumatsu033.pdf


「徳用奥羽屋」
戊辰戦争の戦場が奥州へ移った後、作られたと考えられる。ろうそく屋ののれんには、「徳用奥羽屋」とあるが、「用」の字は、横線がわざと細く書かれており、「徳川」とも読める。
旧幕府側の中心は会津であったが、ろうそくは会津の名産で、この店の大番頭も会津である(着物に「アイツ」の字)。ろうそくを作るのは、奥州の各藩、店先で値段を掛け合うのは新政府側の中心長州であるが(着物に「モウリ」の字)、交渉はうまくいかない。新政府側、旧幕府側の攻防が長引く様子を表していると思われる。

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