日本を嫌っていても日本旅行に行きたがる中国人
2016-12-18 Searchina
日本政府観光局によれば、2016年1-10月に日本を訪れた中国人外客数は551万2700人に達した。15年の中国人訪日客数は過去最高を記録したが、16年はそれをさらに上回るペースとなっている。
中国メディアの一点資訊は15日、日本を訪れる中国人が増えていることに対し、「日本を嫌いだと口にしながらも、実際には日本旅行が好きでたまらない中国人がいる」と伝えつつ、中国人から見た日本の魅力について考察している。
記事は、日中国民を対象に行われた世論調査では「日本に対して親しみを感じない中国人の割合は非常に高い」にもかかわらず、日本を訪れる中国人は年々増加していると指摘。「日本を嫌っていたはずの中国人が日本に行きたがるなんて、いったい日本は中国人に対して何の薬を飲ませたのか」と形容したうえで、日本には中国人を惹き付けるどのような魅力があるのだろうかと疑問を投げかけた。
続けて、中国人を惹き付ける日本の魅力について、まずは「空気がきれいで、透き通る空」を挙げ、大気汚染が深刻化する中国に対し、「日本の空気のきれいさはアジア随一だ」と主張。さらに、静かできれいな街も中国人にとっては日本の魅力の1つだと指摘した。
さらに、日本には中国人がほしいと思う製品が数多くあり、街を歩いていて見かけるドラッグストアは中国人にとって非常に楽しい場所であると紹介。また、日本のサービスは「世界最高水準」であり、買い物をしていても微笑みながら対応してくれる店員のサービスは非常に気持ちの良いものだとした。
また、購入した製品をどこかで失くしてしまっても、日本では「警察に落とし物として届いている可能性が高い」と指摘、スリや窃盗に対する心配もなく、安心して滞在できる治安の良さも魅力だと主張したうえで、こうした魅力こそ中国人が日本に惹き付けられる理由であり、「日本を嫌いだと口にしながらも、実際には日本旅行が好きでたまらない中国人がいる」理由だと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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