梅原猛。梅原日本学を展開。Takeshi Umehara。1月12日没

梅原猛。梅原日本学を展開。Takeshi Umehara。1月12日没。

1925年3月20日。 仙台~
2019年1月12日没。京都市


梅原猛(たけし)は、
 西洋哲学は人間第1主義で地球を守れない。
として、
草木国土  悉皆成仏(そうもくこくど しっかいじょうぶつ、=すべてのモノがホトケになれる)=自然中心主義)、に注目しました。


(梅原)「西洋近代哲学は、フランスのデカルトの言葉『思う、故に我あり』に象徴される。『我』つまり人間中心主義だ。
この思想にのっとった科学技術の発展は豊かで便利な社会を生み出した。
だが、デカルト哲学は人間の自然支配を肯定したから、深刻な地球環境の破壊ももたらした」

川越の中院(なかいん)では、敷石(しきいし)もまつっています。
日本や東南アジアの人は、敷石供養塔の自然中心主義に共感するでしょう。

梅原猛は、日本神話で大和と対立する出雲王朝の存在を強調しています。

作品
『隠された十字架 法隆寺論』、 『水底の歌 柿本人麿論』


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