ホームレス救済団体の思い違い
あるアメリカの団体ははホームレスの人々のために、食事と雨露をしのぐザービスを提供していました。 長い期間、このようなことを続けていましたが、あるときこれらの人々に「何を望むか」のアンケート調査をしました。 わかったことは、 ホームレスの人々が望んでいたものは、「シャワー」と「ロッカールーム」でした。 彼らは、その施設で食事をめぐんでもらって、寝るだけでは、飼い殺しになって、自分がだめになってしまうとわかっていました。 そこを脱出するためには、就職試験を受ける必要があります。 そのためには清潔な体にこざっぱりした服装のための「シャワー」、一時的に所有品を納する「ロッカールーム」が必要でした。 相手目線、ユーザー目線、顧客目線の必要なゆえんです。