大蔵経の刊行を企画

1637年、天海は102歳の時、日本初の大蔵経(だいぞうきょう)を活版印刷する計画を立てました。

『大蔵経』とは仏教経典の全集で、一切経(いっさいきょう)ともよばれ、あらゆる宗派の経典を網羅するものです。

全6323巻の大事業でした。
経費は今に換算すると200億円以上と推測する人もいます。

日光の天海蔵には、天海の蔵書1万冊が収められています。

天海の願いは仏教を国家のため、民衆のために役立てたいということでした。

天海版一切経 【画像】

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天海物語