「川越奥武蔵観光情報学研究会発足」東上沿線新聞、2008年4月号
川越・奥武蔵観光情報学研究会
10月18日(土)にシンポジウム
川越奥武蔵観光情報学研究会(川奥観研)は、観光と情報について意欲をもつ実務者と研究者が集まり、共に活動する輪を作り、社会貢献することを目的に07年9月に設立されました。
関東圏で初の観光情報学会(全国組織)公認の研究会です。
観光産業は、観光客、観光業者、行政、観光資源、住民からなります。
これらの要素は密接に連関しているにもかかわらず、「情報」という視点が抜け落ちているために、個々の要素間の連携が密でなく、熱意が空回りしているのが現状です。
また観光ルートは市町村単位でまとまりがちで、広域行政圏を横断する情報、人間のネットワークが不足しています。
観光情報学とは、観光分野にITやクチコミを適用した観光ビジネスの創出、地域観光情報の収集分析などを通じ、日本の観光を根底から整備することをめざしている学問です。
川奥観研の対象地域は、川越近辺以北の東上線沿線市町村です。
例会は、毎月第3火曜日の6時半~8時で、講師および会員によるスピーチがあります。
そのあと骨酒(こつざけ)の会に移り、ここでなごやかな人間関係を醸成します。
場所は、湯遊ランド・ホテル三光の4階会議室(川越市新富町)です。
10月18日(土)の川越まつりの日に、シンポジウムを湯遊ランド・ホテル三光で開催します。
観光まちづくりおよび人間の輪づくりに関心のある元気な人の参加を歓迎しています。
(『東上沿線物語』第十二号)
*一部訂正