伊豆半島、世界ジオパークへ

伊豆半島。黄色が600m以上の標高。 /* wp
伊豆半島の観光マップ /* 

【2014年9月24日、中日新聞 抜粋】

貴重な地形や地質が残る「伊豆半島ジオパーク」が、2015年に世界ジオパークに推薦されることになりました。

世界ジオパーク
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伊豆半島 ジオパーク世界審査へ
◆阿蘇認定で推薦枠決定

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 世界ジオパークネットワーク(GGN)は二十三日、カナダで開かれた国際会議で、貴重な地質や地形を楽しめる「世界ジオパーク」に阿蘇(熊本県)を認定した。これを受け、来年世界審査を受ける新規国内枠は二地域になり、国内での推薦順位が二位の伊豆半島ジオパーク(静岡県)が、一位のアポイ岳(北海道様似町)とともに、審査に臨むことが決まった。
 国内の推薦順位は、日本ジオパーク委員会が八月に決めた。GGNへの推薦は一カ国から年二地域まで。審査中だった阿蘇の世界ジオパーク認定が今回、「保留」になった場合は、来年の推薦枠が阿蘇とアポイ岳で埋まり、伊豆半島の審査は再来年以降に先送りされる情勢だった。今回の決定で、来年の世界認定を目指してきた伊豆半島は、当初の予定通りのスケジュールに一歩前進できた。
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 伊豆半島ジオパーク推進協議会会長の佃弘巳伊東市長は同市内で取材に応じ、「不安もあった中で喜びもひとしお。『やったー』という気持ち。伊豆の素晴らしい自然と歴史を世界にアピールできるよう気を引き締めて準備したい」と話した。
 今後は十二月一日までにGGNに申請書を提出。来年二~四月の書類審査を経て、六~八月に現地審査を受ける。世界認定の可否は九月に鳥取市で開かれるシンポジウムで決まる。

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http://www.hankyu-travel.com/onsen/izu/parts/kanko_map2.gif

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下田港より。大浦湾の利島(としま)を臨んで。2014/09

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