綾部 利右衛門 (りうえもん)は、川越の豪商で川越商工会議所の会頭を30年間。川越市初代市長。祖先は柿本人麻呂
<川越の先人
綾部 利右衛門 (1860/7/30 - 1932/1/2)。豪商で川越商工会議所の会頭を30年間。川越市初代市長。
綾部家は戦国時代に、京都の綾部庄から川越に移住してきたことから、祖先の柿本人麻呂を、祀るようになりました。
川越氷川神社の境内には柿本人麻呂が鎮座しており、毎年4月18日に「柿本人麻呂祭」がとりおこなわれます。
綾部家は累代 「利右衛門(りうえもん)」を踏襲していました。歴代当主は、川越藩御用達(ごようたし)として活躍した豪商で、江戸文化を吸収し、全国の経済活動に通じていました。新河岸川の舟運を仙波下まで延長させるために、運河の開削に巨費を投じました。みずからも回漕店も経営しました。
十代目 綾部 利右衛門は、横田五郎兵衛、山崎豊ら川越藩御用商人とともに第八十五国立銀行(埼玉りそな銀行の前身)の創設に参画、頭取になりました。
川越商工会議所を設立し、30年間会頭の職にありました。川越大宮間を走る川越電気鉄道の開通にも尽しました。
周囲から請われ初代川越市長にもなりました。歴代の川越市長は以下です。綾部利右衛門。武田熊蔵。寺尾規矩郎。林寿夫。早川金十郎。橋本定五郎。伊達徳次郎。渋谷塊一。河合正臣。伊藤泰吉。伊藤泰吉。加藤瀧二。川合喜一。舟橋功一。川合善明。
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