「トゥキディデスの罠(わな)」 とは、トップの国を第2位がおびやかす存在になったときに、生じる摩擦のことです。
米中の覇権争いがこれにあたります。
紀元前のギリシャで、トップのスパルタをアテナイが追いかけるときに軍事的な争いになりがちだった現象を「トゥキディデスの罠(わな)」といいます。
かつての日本がはまり、いまの中国がはまりかけています。
平成年表史 。1989年~2019年の30年間
平成の幕開けに日本は米国を脅かす存在になりました。
日本の株式の総額は世界の半分以上でした。
米国の貿易赤字の6割以上が対日赤字でした。
またこの1989年にはベルリンの壁が崩壊し、ソ連の脅威がなくなっていました。
冷戦もなくなり、日本は米国の仮想敵国に、封じ込めの対象になりました。
アメリカは強い二番手を徹底的にやっつけます。
情け容赦はありません。
日本の次は、中国です。
中国は屈服するでしょう。
しかし、大陸中国は、戦争に慣れています。
持久戦で、米国の衰退をまつでしょう。
歴史は、
「中国の屈服」、「アメリカの衰退」、「西欧文明の衰退」
と続いていきます。
新興国が覇権国に取って代わろうとするとき、二国間で生じる危険な緊張の結果、戦争が不可避となる状態
世界の8文明 <ハンチントン
西欧文明、日本文明、中国文明、インド文明、イスラム文明、ロシア文明、ラテンアメリカ文明、アフリカ文明
世界の8文明 <ハンチントン
西欧文明、日本文明、中国文明、インド文明、イスラム文明、ロシア文明、ラテンアメリカ文明、アフリカ文明
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