秩父から川越、江戸が生まれる

秩父から川越、江戸が生まれる

                         

 

  秩父は、秩父は河越重頼の里です。
河越重頼の祖父 秩父重隆が河越氏の祖です。
秩父氏は優秀な一族で、平氏の系統です。

秩父氏の一族は、在地豪族と婚姻関係を結び、秩父党を結成し、地元に根を下ろします。
古代、中世の関東武士団のトップは、秩父氏が占めていました。
秩父氏一族は、源頼朝に加担し、鎌倉幕府の設立に尽力します。

  河越重頼は、武蔵国の最大勢力者です。
河越重頼の娘は源義経の妻です。
河越氏は、秩父から川越に移り住み、河越を名乗り、川越に200余年君臨します。

なお、秩父出身の江戸重継は、12世紀初めに江戸に居館を設けます。
1457年には太田道灌らがこの地に築城します。