2008/06/04

ヨーロッパの社長業はアメリカよりもきびしい

How to get to the top(The Economist 2007年5月31日号)の抄訳です。
  • 社長、重役になるための有利な役職は、財務責任者になることです。
    アメリカの重役の5分の1は財務畑を経験しており、この数値は10年前からほぼ倍増しました。
    かつては、マーケティングが花形でした。
  • また、トップになるには1社勤続の場合アメリカでは22年、ヨーロッパでは24年です。
    しかし、4社以上の転社経験者は26年かかっています。
  • アメリカの社長の25%は終身勤続者ですが、ヨーロッパでは20%以下です。
  • ヨーロッパの方がアメリカより出世競争がきびしいです。
    • 2007年の企業トップの交代は、ヨーロッパでは18%、アメリカでは15%、日本では10%です。
    • 在職期間は、ヨーロッパでは7年未満にすぎませんが、アメリカでは9年以上です。
    • 社長の解雇による交代は、2007年にはヨーロッパでは4割、アメリカでは3割、日本では1割弱です。

0 件のコメント: