尖閣列島は石垣島の北方に |
尖閣諸島の島々。中心は魚釣島(うおつりしま) |
尖閣諸島は、人口5万に満たない石垣市に属します。
石垣市から175キロ北にあります。
尖閣諸島は、魚釣島(うおつりじま)、久場島(くばじま)、大正島(たいしょうとう)、北小島(きたこじま)、南小島(みなみこじま)からなります。
排他的経済水域。青い部分、濃い青は領海 http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00037/k00290/river-hp/kasen/study/umi/umi04.html |
排他的経済水域とは、日本が自らの意志で石油などの海底資源や漁業資源などを管理できる範囲のことで、陸から200海里(370km)の範囲を結んだ線の内側をいいます。
尖閣諸島は、排他的経済水域に含まれる重要な地域です。
この領海内では、外国船舶を拿捕(だほ)できます。
日本は、排他的経済水域(EEZ)では世界で6番目に大きい国です。
日本周辺の大陸棚は、ガス、原油、マンガン、コバルトなどの宝庫といわれています。
1960年代になり、海底石油の探鉱技術は飛躍的な発展を遂げ、領海権が問題になってきました。
1997年ごろから中国は地震探測船を釣魚島沿岸に派遣し、98年には井戸の試削をおこないました
*尖閣諸島の領有権についての基本見解 外務省 英語版
【履歴:2002年12月。2012年9月】