童謡 歌詞と歌
【目次】
- 青い山脈
- 寒い朝
- 白い花の咲く頃 (歌詞付き)
- ともしび
- 夏の思い出 (歌詞付き 歌詞この下)
- 春の小川
- ふるさと (歌詞付き)
- 見上げてごらん夜の星を
- 夕やけこやけ
- 山小屋の灯火
【※】詩吟
* * *
(これから) 丘を越えて 踊り子 高校3年生 ここに幸あれ ともしび 山の娘ロザリア 琵琶湖周航の歌 浜辺の歌 蛍の光 荒城の月 有楽町で逢いましょう 旅愁
* * *
<* 「ラララ …」で合唱するのも、一法。>
★ 青い山脈
1 若く明るい 歌声に 雪崩は消える 花も咲く
青い山脈 雪割桜
空のはて 今日もわれらの 夢を呼ぶ
2 古い上衣よ さようなら さみしい夢よ さようなら
青い山脈 バラ色雲へ
あこがれの 旅の乙女に 鳥も啼く
3 雨にぬれてる 焼けあとの 名も無い花も ふり仰ぐ
青い山脈 かがやく嶺の
なつかしさ 見れば涙が またにじむ
4 父も夢見た 母も見た 旅路のはての そのはての
青い山脈 みどりの谷へ
旅をゆく 若いわれらに 鐘が鳴る
★ 寒い朝
1962年、吉永小百合と和田弘とマヒナスターズ
1
北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる
清らかに咲いた 可憐な花を みどりの髪に かざして今日も ああ
北風の中に 聞こうよ春を 北風の中に 聞こうよ春を
2
北風吹きぬく 寒い朝も 若い小鳥は 飛び立つ空へ
幸福(しあわせ)求めて 摘み行くバラの さすとげ 今は忘れて強く ああ
北風の中に 待とうよ春を 北風の中に 待とうよ春を
3
北風吹きぬく 寒い朝も 野越え山越え 来る来る春は
いじけていないで 手に手をとって 望みに胸を 元気に張って ああ
北風の中に 呼ぼうよ春を 北風の中に 呼ぼうよ春を
★ 白い花の咲く頃
1.白い花が 咲いてた
ふるさとの 遠い夢の日
さよならと 言ったら
黙ってうつむいてた お下げ髪
悲しかった あの時の
あの白い花だよ
2.白い雲が 浮いてた
ふるさとの 高いあの峰
さよならと 言ったら
こだまがさようならと 呼んでいた
淋しかった あの時の
あの白い雲だよ
3.白い月が 泣いてた
ふるさとの 丘の木立に
さよならと 言ったら
涙の瞳で じっと 見つめてた
悲しかった あの時の
あの白い月だよ
★ ともしび
夜霧のかなたへ 別れをつげ
雄々しきますらお 出でて行く
窓辺にまたたく ともしびに
つきせぬ乙女の 愛のかげ
戦いにむすぶ 誓いの友
されど忘れ得ぬ 心の街
思い出のすがた 今も胸に
いとしの乙女よ 祖国の灯よ
やさしき乙女の 清き想い
海山はるかに へだつとも
ふたつの心に 赤く燃ゆる
こがねのともしび 永久(とわ)に消えず
変わらぬ誓いを 胸に秘めて
祖国の灯のため 戦わん
若きますらおの 赤く燃ゆる
こがねのともしび 永久に消えず
こがねのともしび 永久に消えず
★ 夏の思い出
夏がくれば思い出す
はるかな尾瀬 遠い空
霧のなかにうかびくる
やさしい影 野の小径(こみち)
水芭蕉の花が咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花(しゃくなげ)色にたそがれる
はるかな尾瀬 遠い空
夏がくれば思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ
花のなかにそよそよと
ゆれゆれる浮き島よ
水芭蕉の花が匂っている
夢みて匂っている水のほとり
まなこつぶればなつかしい
はるかな尾瀬 遠い空
★ 春の小川
一、
春の小川は、さらさら行くよ。
岸のすみれや、れんげの花に、
すがたやさしく、色うつくしく
咲いてゐるねと、ささやきながら。
二、
春の小川は、さらさら行くよ。
えびやめだかや、小ぶなのむれに、
今日も一日ひなたでおよぎ、
遊べ遊べと、ささやきながら
★ ふるさと
1
兎追ひし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて 忘れがたき ふるさと
2
如何(いか)にいます 父母 つつがなしや 友がき
雨に風に つけても 思ひ出(い)づる ふるさと
3
志(こころざし)を はたして いつの日にか 帰らん
山は靑き ふるさと 水は淸き ふるさと
★ 見上げてごらん 夜の星を 手話付き
1963年 坂本九
見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せを うたってる
見上げてごらん 夜の星を ぼくらのように 名もない星が
ささやかな幸せを 祈ってる
手をつなごう ぼくと 追いかけよう 夢を
二人なら 苦しくなんかないさ
見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せを うたってる
見上げてごらん 夜の星を ぼくらのように 名もない星が
ささやかな幸せを 祈ってる
★ 夕やけ こやけ
1
夕やけこやけで 日が暮れて 山のお寺の 鐘がなる
お手々つないで みなかえろ からすといっしょに かえりましょ
2
子供がかえった あとからは まあるい大きな お月さま
小鳥が夢を 見るころは 空にはきらきら 金の星
★ 山小舎の灯
(1)
たそがれの灯は ほのかにともりて
懐かしき山小舎は 麓の小径よ
思い出の窓に寄り 君をしのべば
風は過ぎし日の 歌をばささやくよ
(2)
暮れ行くは白馬か 穂高はあかねよ
樺(かば)の木のほの白き 影も薄れ行く
寂しさに君呼べど わが声むなしく
はるか谷間より こだまは帰り来る
(3)
山小舎の灯は 今宵もともりて
ひとり聞くせせらぎも 静かにふけ行く
あこがれは若き日の 夢を乗せて
夕べ星のごと み空に群れ飛ぶよ
* * *
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