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Kilohana, Kauai 2011年12月 |
神主やミコの踊りです。
ハワイに文字はなかったため、踊りで神への感謝を示しました。
民族の歴史を踊り継ぐもので、師匠から弟子へと伝えられます。
日本の芸事のようにきびしい道があります。
首にかけるレイは神様を招くためのもので、自分で心を込めてつくります。
19世紀初めごろからキリスト教が布教されると同時に、フラは動きがワイセツとされ、ハワイ語と共に、長く禁止されました。
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かつてことばや踊りは、魂と連動していました。
紀貫之が『古今和歌集』に記した歌の心が見られます。
「やまと歌は、力をも入れずして、天地(あめつち)を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女の仲もやわらげ…」
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ハワイを歩く