インドシナ半島の3回廊

メコン3回廊
インドシナ半島(メコン圏)では、国境をつなぐ道路網が整備されつつあります。

インドシナ東西回廊は、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーを結びます。
ラオスでは「サヴァン・ジャパンSEZ(経済特区)」、ミャンマーではモーラミャインがターミナルになります。

インドシナ南部回廊は、ベトナム最大のホーチミン、カンボジアの首都プノンペン、タイの首都バンコクを結びます。

インドシナ半島のハブ(中心、hub)がタイであることを、地図が雄弁に語っています。
タイは、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーを従えているといった感じです。

(※)メコン圏
ベカラ3国、タイ、ミャンマーの5カ国に中国南部雲南を加えた地域のことです。
メコン川が、中国の雲南を通り、 ラオスとミャンマー 、ラオスとタイの国境をうるおしつつ、カンボジアを通り、ベトナムに 流れ込み、河口において豊かなデルタをつくり、南シナ海に注ぎこみます。

メコン川の水量は、日本の全河川を合わせたよりも大きいです。
流域面積は日本の国土の2倍以上あります。

メコン川は、東南アジア最大の川