徳川恒孝さん「家康は天下統一後は、街道や河川などのインフラ整備に取り組んだ」 


徳川宗家の恒孝さん講演 浜松の記念事業フィナーレ
(静岡新聞 2015/12/25 )引用編集
徳川家の歴史や功績について公演する徳川恒孝さん
徳川家康公顕彰400年記念事業の浜松部会グランドフィナーレが24日夜、浜松市中区の市福祉交流センターで開かれた。
徳川宗家第18代当主の徳川恒孝さん(75)が徳川家の歴史や功績について講演し、市民ら約600人が耳を傾けた。

 徳川さんは家康の足跡を説明しながら、天下統一を果たした後に最初に着手した事業としてインフラ整備を挙げた。その上で「街道や河川の整備、貨幣や法律の統一など、世の中が平和になって初めて取り組めたことが多かった」と強調した。

 鈴木康友市長と静岡文化芸術大の磯田道史教授は同部会の2年間の取り組みを振り返り、30歳前後の家康を再現した等身大の3D肖像や三方原合戦のジオラマ、立体しかみ像の制作などの裏話も紹介した。
26日には、記念事業のエンディングセレモニーが愛知県岡崎市で行われる。

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