和光市と小川町、東秩父村、寄居町 相互交流の共同宣言

和光市と小川町、東秩父村、寄居町 相互交流の共同宣言 郷土愛育成や地域発展
2017/1/14nk

 埼玉県和光市と小川町、東秩父村、寄居町は、郷土への愛着心向上と地域の発展を目指して相互に交流することで合意した。社会科見学の受け入れやイベントの出展などで協力する。19日に4市町村長が上田清司知事の立ち会いのもと、共同宣言に署名する。

 3町村は昨年6月に広域観光連携協議会を設立し、交流人口増加による地域活性化を目指している。一方、和光市は子育て世帯が流入するものの、子どもが成長すると広い住宅を求めて市外に出て行く世帯が多いとされ、地元への愛着心向上を図りたい4市町村の思いが合致したという。

 和光市は、和紙の手すき体験や県立川の博物館など3町村での農山村体験、社会科見学を促進。3町村は東京に近く、交通利便性も高い和光市で開かれるイベントなどで観光や特産品をPRし、観光客誘致を進める。

 4市町村は「それぞれの地域資源や特性を生かし、幅広い分野で交流していきたい」としている。

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