「川越街中避難・観光地図」埼玉県専門委員の講評 <武蔵観研活動記録

2010年3月15日に、2009年度の埼玉県NPO基金事業報告会が浦和の埼玉会館で開かれました。武蔵観研の「川越街中避難・観光地図」も埼玉県NPO基金から助成を受けました。
下は、武蔵観研の報告に関する10数名の専門委員の質疑、講評です。
参加者は100人。

川越街中避難・観光地図 

2010年4月
(特)武蔵観研に対する質疑、講評

質疑応答
(委員)自己評価ですべて100点をつけている。反省点があれば教えてほしい。地図に対する意見をもらった関係者とはどこか。
(回答)関係者は、主に川越市の観光課。自己評価は、会員内でのブレーンストーミングで行ったので、100点となった。
(委員)大変良い地図である。どういった場所で配布しているのか。また、今後の予定は。
(回答)市役所の観光課、商店街、川越市の観光センターに置いている。また、今後は、裏面に広告を掲載して、改訂版を作りたいと考えている。
(委員)今後地図を改訂する際に、この地図をつくる上でのポリシーを入れるとよいのでは。
(回答)今後裏面を有効活用して、そういったことも検討していきたい。

委員講評
・大変に配慮が行き届いた地図を完成させ、実際に好評をもって迎えられた点が見事である。避難と観光を取り上げるという、目の付けどころが良い。裏面を活用して、ぜひ継続した活動に結び付けていってほしい。

・観光と防災・避難というリスクインフォメーションを重ねた点がとてもユニークだと思う。地図のさらなる改良・発展を期待する。

・この事業の目玉は「川越街中避難・観光地図」の作成であった。実際に作成された地図を見て、その見やすさに驚いた。今後確実に活用されるであろうという予感をもった。今後の記載内容の修正等、必要な改訂版作成作業を想定して企業協賛を得ていく方針も述べられ、事業の堅実さについても理解できた。

・非常にレベルの高い地図を作成されたこと、すでにスポンサー集めもなされ、今後の活用・発展も着実に計画・実行されている様子が伝わり、非常に素晴らしく感銘を受けた。この地図を元に、他のNPOやまちづくり団体とのコラボレーションやコミュニケーションが広がり、魅力的な社会づくりにつながることを期待している。

・AED配置図もあり、期待どおりの地図が完成したので、配布場所を工夫すると共に、企業広告を活用し配布枚数確保に努め、広く提供できるよう願いたい。

・観光客にとって、見やすく、使い勝手の良い地図である。今後、広告収入をもとに、改訂版、続編の作成も予定しており、利用者の感想をふまえて、一層充実した続編の発行を期待したい。

・大きな字の地図は非常に見やすくて良い。

・大変わかりやすい地図が出来上がったと思う。是非、寄附金・広告費と合わせて川越市でも予算化され、より多くの市民、観光客に届くよう努力してほしい。

【PDF】(特)武蔵観研に対する質疑、講評