川端康成『雪国』の湯沢 <新潟県

(2007年4月12日、2010年4月8日改稿)
湯煙の向こうに『雪国』の碑


「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底が白くなった。」
川端康成『雪国』

新潟県最南端の湯沢町は、1937年の川端康成『雪国』で全国に知れ渡りました。
国境の長い長いトンネルを抜けて目にした白銀の世界は、いまでいえば日本から延々飛行機に乗ってたどりついた雪のカナダのようなものでしょう。
はるけく来たるものかな、というのが実感だったでしょう。

湯沢には、スキーのメッカ苗場スキー場を中心に年間500万人が訪れます。
かつては1000万人訪れました。

東京都湯沢町と言われるほどマンションが乱立したこともありました。

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