武蔵観研 Vol.1 2009 |
『埼玉新聞』2009年4月30日P.13
埼玉新聞「武蔵観研 県西部の観光振興、機関誌にまとめる」 記事 2009年4月30日
ときがわ町や鳩山町、坂戸市、川越市など埼玉県西部の地域振興を観光面から考えようと昨年発足した「NPO法人武蔵観研」(会長・桑原政則東京国際大学教授)の第1号機関誌「武蔵観研 Vol.1 2009」が5月1日に発行される。A4版54ページで、1000部を制作。今後、埼玉西部の各図書館や公民館、市会議員、個人などに無料で配布するという。
「武蔵観研」は観光分野で埼玉県初のNPO法人。冊子には川越市内で昨年11月に主催した「川越奥武蔵観光情報学研究会(旧名)シンポジウム」の内容をまとめた。
同会は関東西部(旧武藏の国地域)の観光情報と人間のネットワークをつくろうと観光業者や研究者らで発足。観光にITを適用し地域観光情報の収集や観光ビジネスの創出などを通じて地域の観光を整備することを目指すという。
桑原会長は「観光は地域の重要な基幹産業。観光全体の振興をはかるには、旅行業、宿泊行、ツアーオペレーター業など観光産業全体が連携することが必要。自治体を横断し市町村ごとの観光協会ではなく広域圏をカバーする観光協会が必要です。」(巻頭言)としている。同会は、毎月1回(第3火曜日午後6時半から8時まで)川越市内で例会を開いている。
問い合わせは、NPO法人「武蔵観研」(〒350-0043 川越市新富町1-9-1、Eメール=musashikanken@gmail.com)へ。HP=http://musashikanken.com