広域観光メモ

 広域観光 課題 問題点 提言


発地中心から着地中心へ
県域を越える
外国人をターゲットに

広域観光は、観光圏域を一体的に売り出す上で のスケールメリットが発揮できるとともに、経費的にもより大きなアクションを可能にする。

広域単位での情報発信は、地理的に離れた地域に対する PR効果も大きくなる。

周遊・滞留性が高められる。

1県単独で,観光客を誘致することには限界があり、広域的に事業展開 を行う必要性があります。

観光は県境を持たない。

今後の急速な人口減少は、. 国内の観光市場を縮小させるとともに、都市部から離れている観光地では、観.光客の高齢化により、大都市近隣の観光地との競争に苦戦すること

しかし、広域観光は、多様な観光主体を包括するために、「関係者の協働関係を築けない」「推進主体が確立できない」といった課題を抱える。地域間に有効な関 係を築けなければ、観光地としての魅力を向上させることはできない。

少子高齢化や財政縮小に直面する地域も、広域ネットワークの形成に よって、新たな観光振興の手法を模索している。

地域を取り巻く環境は、財政的にも人材的にも厳しい状態にあり、単独自治体による地域振興 は極めて困難な状況にある。

県境が低くなった今、官 と民、圏域各団体の垣根を取り払って前進しなければ、他圏域との争いに負けてしまう。圏域の観光資源をどうつなぐか。ツーリズム、食といった新しい魅力の 発掘をどうする。外国人対策は-。既存事業を取り込み生かしながら、やることは山ほどある。

【注】
国交省によると、「広域観光圏」とは複数の都道府県にわたる歴史や街道といったテーマ性のある観光ルートを1週間程度で周遊する観光圏のこと。
「地域観光圏」とは、地方都市に3日程度滞在する主に団塊世代向けの観光圏のことです