沖縄の軍用空港には川越の砂利が

交番横の枕木。2004年
軽便鉄道の線路跡。
東京国際大学第2キャンパス、入間川へ。


太平洋戦争に備えて、軍は沖縄に軍用空港をつくるために入間川から砂利を運びました。

霞ヶ関交番の横の塀は、枕木でできています。
交番横の路地だけが、まっすぐです。ここに砂利運搬用の軽便鉄道の線路が通っていたからです。

沖縄の読谷(よみたん)飛行場は川越の砂利でつくられました。

川越も読谷もイモで有名です。
イモつながりの他に、飛行場つながりもあります。

読谷の南にある嘉手納飛行場の砂利は、質の荒い多摩川から運び出されました。

読谷村と嘉手納町  【地図】