ラリック作のカーマスコット: 貴族は競ってラリックのカーマスコットをつけました。
ルネ・ラリック(Rene Lalique 1860- 1945年)は、フランスの宝飾デザイナー、ガラス工芸家です。
1900年のパリ万博では、会場のモニュメントとなる高さ15メートルのガラスの噴水を制作し名声を得ました。
その後、豪華客船ノルマンディー号やオリエント急行などのインテリアを担当しました。
カーマスコット(自動車のボンネット上の装飾)もたくさんつくりました。
ラリックは、動物、女性像、花などのモチーフを好み、乳白色で半透明の素材を好んで用いました。古代ギリシャ彫刻を思わせる端正な造形です。
ラリックも、構図や視点にジャポニスムの影響を強く受けています。
箱根ラリック美術館1500点を収蔵
北澤美術館450点を収蔵
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