川越のヤオコー、本社を新築移転。+ 「ヤオコー談義」 



ヤオコー、本社を新築移転 来年末めど、出店強化・人員増に対応
2017/7/6 nkを抜粋編集

 食品スーパーのヤオコーは、埼玉県川越市の本社ビルを2018年末をめどに新築移転する。延べ床面積を4倍以上に広げ、出店強化に伴う本部人員の増加に対応する。部門横断会議をしやすいスペースを増やし効率を高めるほか、商品開発強化のためのテストキッチンや企業内保育所も設ける予定だ。職場の魅力を高め、人材確保につなげる狙いもある。

 現在の本社ビルはJR川越駅西口駅前にあり、新本社ビルは、ここから徒歩約3分の場所に建設する。地上3階、地下1階建てで延べ床面積は1万4165平方メートルと現本社の4倍を超える。11月に着工し、竣工は18年10月の見通しだ。総投資額は約80億円。

 同社は埼玉県を中心に約150店舗を展開しており、単体の売上高は約3400億円。22年ごろには250店舗に増やす計画だ。長期的には500店舗、売上高1兆円を目指している。このため本社勤務の従業員も大幅に増える見通し。すでに本社のスペースは手狭で近隣ビルのフロアも間借りしているが、新本社建設でオフィスの一元化ができる。

 業務スペースは従業員の席を固定しないフリーアドレス制を進め、部門横断的な会議を気軽に開きやすいオープンスペースを増やす。利益率の高いプライベートブランド(PB=自主企画)商品の開発のためにテストキッチンを設けるほか、企業内保育所を設置して女性活躍を後押しする。地域貢献の一環として保育所は周辺住民も利用できるよう検討している。

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川野幸夫の「ヤオコー談義」
川野幸夫の女性論 

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