2020/05/15

エライぞ、岩手県。抜群のコロナ対策。後藤新平。新渡戸稲造。達増(たっそ)拓也

エライぞ、岩手県。抜群のコロナ対策。後藤新平。新渡戸稲造。達増(たっそ)拓也 

岩手県は、コロナの死亡者0が続いています。

岩手県民は「群れない」「騒がない」のが特徴です。

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達増(たっそ)拓也 知事、新渡戸稲造、後藤新平から、
岩手のコロナ、ウイルス、公衆衛生について考えてみます。


達増(たっそ)拓也は、ジョンズ・ホプキンズ大でまなびました。
世界最高水準の公衆衛生学で有名で、ノーベル賞受賞者も約30人だしています。
新渡戸稲造の留学先としても知られています。

達増拓也の尊敬する人は、盛岡出身の新渡戸稲造です。


2020年2月7日に岩手県は、感染症専門医による委員会を設置しました。
3月30日には、首都圏からの来県者に対して自粛を求め、
2週間の外出自粛要請を出しています。



新渡戸稲造は、名著『武士道』を英文であらわし、
セオドア・ルーズベルト大統領らに大きな感銘をあたえました。
最初の著作『日米通交史』は、ジョンズ・ホプキンス大学から出版されています。

台湾総督府の民政長官となったの後藤新平よりさそわれ、台湾にでかけます。
高尾市には「台湾砂糖之父」として新渡戸の胸像がたっています。



新渡戸の兄貴分の後藤新平は、
台湾では公衆衛生思想を徹底しました。

「日本は公衆衛生については先進国でして、
例えば日清戦争の後も後藤新平が、
中国は当時コレラの感染症が多かったのですが、
中国から帰還した兵士を入国するときに検査して、
国内の感染を防いだのです。

スペイン風邪のときも、かなり日本は抑制していた。
100年前から日本の公衆衛生のレベルは非常に高いということです。」 
(細谷雄一  慶応大  )

昭和天皇は、後藤新平による関東大震災後の東京復興計画にも期待していました。
「今さら後藤新平のあの時のあの計画が実行されないことを非常に残念に思っています」と言及しました。




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