Topics 2026/01/10: プロテスタントの崩壊で、米国が衰退
Topics 2026/01/10: プロテスタントの崩壊で、米国が衰退
キリスト教は「カトリック(旧教)」という一つの大きな組織でした。
しかし、ある時から 「お金を払えば罪が許される(免罪符)」 といった決まりができてしまいました。
これに対して、
ドイツのマルティン・ルターという人が 「そんなことは聖書に書いていない!おかしい!」と声を上げました。
彼らは、 プロテスタント(Protestant 抗議する人)とよばれました。
プロテスタントは、教会の偉い人の言葉よりも、
聖書に何が書いてあるかを大事にしました。
プロテスタントの考え方は、
一生懸命働くこと
文字を学び、聖書を読むことです。
プロテスタントの教会は、カトリックに比べて飾りが少ないです。
指導者のことを「牧師」と呼びます。
牧師さんは結婚することもできます。
カトリックでは、「神父」です。
プロテスタントの人たちは、
もともと強いルール(倫理観)を持っていました。
「まじめに働き、無駄遣いをしない」(質素倹約)
「教育を大切にし、みんなで読み書きを学ぶ」(高い知性)
この「まじめで一生懸命」という心のエンジンがあったからこそ、
アメリカは世界一の経済大国になりました。
★ 「アメリカの崩壊」とはどういうことか?
最近のアメリカでは、この「エンジン」が壊れてしまいました。
具体的には次のような状態です。
具体的には次のような状態です。
1) 「まじめに働く」より「楽に稼ぐ」
昔は「ものづくり」を大切にしていましたが、
今は金融で、汗をかかずに大金を稼ぐことが中心になってしまいました。
2) 格差が広がっても気にしない
プロテスタントには
プロテスタントには
「みんな神様の前で平等」
という仲間意識がありましたが、
という仲間意識がありましたが、
今は「自分さえ良ければ。他人、他の国民が貧しくなっても関係ない」という
バラバラな状態になっています。
3) 教育のレベルが下がった
かつては
「聖書を読むために全員が高い教育を受ける」
という熱意がありましたが、
「聖書を読むために全員が高い教育を受ける」
という熱意がありましたが、
いまはありません。
今は十分な教育を受けられない人が増えています。
4) その結果、何が起きている?(西洋の衰退)
プロテスタントという「共通のルール」や「道徳」が消えたことで、
アメリカは次のような問題を抱えるようになりました。
アメリカは次のような問題を抱えるようになりました。
嘘が平気でつく: 政治家が、自分たちの都合で平気で嘘をつくようになった。
産業の衰退: 自分の国で物をちゃんと作れなくなり、他国に頼りきりになった。
社会の混乱: 何を信じていいかわからなくなり、国民同士が激しく争うようになった。
まとめ
『西洋の敗北』を記したエマニュエル・トッドの主張をひとことで言うと、こうなります。
「アメリカを強くしていたのは、
プロテスタントが教えてくれた『まじめさ』や『団結力』だった。
それが消えてしまった今は、アメリカは中身が空っぽになり、衰退している
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