旅の効用は鳥になれること
旅に出ると、日常性から解放されるので、ものごとを遠くから鳥の目でながめることができ、
日常を変える契機ともなります。
旅をすると、物語がおそってきて、自分が豊かになります。
特に歴史のあるところへの旅にそれがいえます。
旅の予定の達成率は夏休みの課題と同じで、
3分の1でよしとします。
毎回あまり欲張らず訪問したいところを残しておきます。
わたしの旅のモットーは「怒りは家においておく」です。
見知らぬ地へついたら、all smiles(全身ほほえみ)で
ゆったりと行動し、何かにつけ「どうぞ、どうぞ」と人に譲ります。
感謝され、感謝し、楽しい旅になります。
旅には三つの過程、楽しみがあります。
はじめは旅立つ前に本やインターネットで、
机上の旅をすることです。
2回目は、現実の旅です。
3回目は、帰ってから追体験を楽しみ、旅を書くことです。