豊国廟(とよくにびょう)、豊国(とよくに)神社、本願寺
極秘事項を、特に神仏の世界では、深秘(じんぴ)といいます。
深秘(じんぴ)は明文化されません。
深秘(じんぴ)を公開しないのは、公開すれば本質がそこなわれる恐れがあるからです。
「神様を見ると目がつぶれる」といわれたり、本殿などが写真撮影を許可されないのは、神仏の世界には見てはならないことがあるからです。
豊臣秀吉は東山の阿弥陀ヶ峰の山頂に葬られました。
豊国廟(とよくにびょう)は西を向いています。
廟(びょう= 霊堂)と豊国神社を結ぶ線を西に延長すれば、本願寺に至ります。
通称は「西本願寺」ですが、正式名は「本願寺」です。
この京都の本願寺は、秀吉が土地を寄進したものです。
大阪にあった本願寺は、信長に焼かれたままになっていました。
本願寺は、親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗の本山です。
西方極楽浄土を約束する阿弥陀如来が本尊です。
秀吉の死後の魂は、阿弥陀ヶ峰、豊国神社で再生し、本願寺で西方極楽浄土の阿弥陀如来のもとにおもむきます。
神 秀吉は、阿弥陀ヶ峰→ 豊国神社→ 本願寺→ 阿弥陀ヶ峰を回り続け、 豊臣家を守り続けます。
この豊国神社にまつわる深秘(じんぴ)を見破った男がいます。
家康です。
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