八王子市、小田原市、寄居町が姉妹都市に。北条氏の3人の兄弟に由来。
毎日新聞2016年9月13日 地方版
八王子市は12日、神奈川県小田原市と埼玉県寄居町と姉妹都市盟約を結ぶと発表した。
2市1町は戦国時代に関東地方に勢力を誇った北条氏の3人の兄弟が城を持っていた場所という歴史的経緯がある。
来年、市制施行100年を迎える八王子市の次世代に向けた取り組みの一環で、市制施行記念日の10月1日に締結式を行う。
八王子市によると、戦国時代の1580年代、北条氏照が、市名の由来となった「八王子城」を築城し始めたとされる。
氏照の兄が「小田原城」の城主・氏政で、弟が寄居町の「鉢形城」の城主・氏邦だった。
3人は兄弟間で争わず、協力しあったとされ、三つの城の領地がその後、2市1町に発展するきっかけとなった。
2市1町の観光協会は1994年に共同宣言も出し、北条氏にまつわる観光イベントなどで長年、市民交流が続いてきた。【野倉恵】
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