アメリカの育児

アメリカの育児(child care)の特徴は、子供が個室で寝ることです。
<*  昔からこのことの是非の論議がアジアであります。>

赤ん坊は個室で眠ります。
  1. まず、しっかり運動をします。
  2. 食事をします。
  3. おもちゃと遊びます。
  4. 個室で、おむつを替えます。
  5. 睡眠態勢に入れるように、パジャマに着替えます。
  6. なじみの赤ちゃんオルゴールをつけます。
  7. 赤ちゃん部屋を暗くします。
  8. 話しかけながら、やさしくあやします。(ここが最大の難関)
  9. 眠り始めます。
  10. 眠りに入らないときは、しばらくひとり遊びの時間となります。
  11. モニターを設定します。
  12. 赤ちゃんをひとりにし退出します。
幼い頃から自立をうながします。

これがアメリカの育児法のポイントです。

1日3、4回これを繰り返します。

赤ちゃんは定時に休息をとれるので、
目覚めは元気いっぱいです。


日中はナニー(ベビーシッター)におねがいします。
ナニーはスペイン語を使いますが、かまいません。

パパは日本語で、ママは英語で話しかけたりします。
そのうち全部使い分けるようになります。

育児は男の大きな仕事です。

ミルク(Dr Brown)、離乳食カップ(playtex) 、水(トレーナーカップ、munchkin
よだれかけのセリフ
Don't make me call Grandma!
(ママがかまってくれないと、)おばあちゃんを呼んじゃうよ。
赤ちゃん用のクルマ
久しぶりの再会
個室のベッド(左上)には、赤ちゃんオルゴールが  【cf.】http://www.cloudb.com/
ドライブには、幼児用ベッドを持参し、部屋の片隅に。上から撮影。
袋パジャマで就寝
寝室を遠くでモニター。
育児もどんどんIT化。
高齢者はIT知識で育児に参加。
ドライブ用テーブルチェアー
25年前(1987年)、小2のサッカーボーイのハッピー・リユニオン(楽しい再会)。
小さな町の小さな小学校の同級生です。
育児、家庭のことを話し合う絶好の機会です。

 子供は2人ほしいと言っています。
小さな町で職を得ることがアメリカ人の夢の一つです。
なお、タトゥー(入れ墨)はアメリカのファッションです。
◇                    ◆                    ◇

日本の母親は、幼児との接触時間を長くとります。

身体的接触が多く、「言わず語らず」の関係を得意とします。


アメリカの母親は、会話による相互作用、言語接触をよくおこないます。
幼児と対面して、話しかけ、自己表現、自立性をうながします。

<*  アメリカでは、「Cute!!(かわいい)」は5歳までです。>

アメリカの学校では、創造力、指導力、表現力が評価されます。


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育児は学問そのものです。

「学んで問う。」

少し学んで、多くの問いと実践を繰り返すことが育児の要諦です。

親は、子どもの心身をあずかります。
育児を通して、命の大切さやもろさを学びます。

知識と経験の大切さがわかるようになります。

大学生も子供をもてば、真剣になり、自然に学問に精を出し、もっともっと問い、大きく成長するようになります。
いずれ、どこかの大学に夫婦寮などができるかもしれません。


育児には、人生も哲学も科学も詰まっています。
愛情も忍耐も体力も観察力や知恵、生活力も必要です。


国中あげて、地域が、特に男が、育児に取り組む時です。

Baby Sign Language