ユーラシア大陸国家はなぜ荒っぽい?

遊牧民族がユーラシアを支配
「大陸国家は、上からの秩序なんです。(`0´)」  http://goo.gl/hqLea
乾燥地帯の民族は、草原が豊かになると人口も増えるので、農耕社会に侵入して行きます。

干ばつになると、食料を求めて、農耕社会に侵入して行きます。

ひまな時にも、農耕社会に侵入して行きます。

遊牧民族は物をつくらないので、戦争、破壊、略奪がふつうのことでした。
一瀉千里の行動が特徴です。
リーダーの一声で動きます。
民主主義、話し合いはテキです。

農耕民は、乾燥地帯からの巨大な戦争圧力に対する防衛手段として、国家をつくリました。

自国を守り通すために、荒っぽくても、秩序が何より必要でした。

いまでも大陸国家が、自由、平等よりも、秩序を重んじるのは国家を守るためです。


上からの荒っぽい秩序、国防が国家の存立基盤となっています。


◇                    ◇                    ◇

タタール (1240年- 1480年)

ロシアを支配。
「タタールのくびき」といいます。
【cf.】韃靼(ダッタン) タルタルステーキ

元(げん)王朝(1271年- 1368年)

モンゴルが中国を支配。
漢字の「美」とは、羊が大きいことで、遊牧民の社会の特徴をあらわしています。

ムガル帝国 (1526年- 1858年)

ムガルとはモンゴルのこと。
イスラム教。
イギリスに敗北するまで、300年以上インドを支配しました。

オスマン帝国  1299年- 1922年

トルコ系で、イスラム教、600年以上存続。
アジア、ヨーロッパ、アフリカの3大陸を支配しました。
イスラム教を拡大発展させました。


【※】
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