2012/05/27

IT革命は米の軍事技術の転用から起こった

http://goo.gl/U9Ixs
IT革命は、起こるというよりも、アメリカが意図的に起こしました。

◇                    ◇                    ◇

1969年国防総省は分散型のネットワークを巨費を投じて構築しました。

というのは、どんなにすぐれた1台の中央巨大コンピュータをつくっても、
ソ連から核攻撃を受けたら、
システム全体が機能しなくなってしまうからです。

東京がダメになったら、日本全体がダメになるようなものです。

そこで今のインターネットのように、中心がなく分散している装置を開発しました。

1989年ソ連が解体し、冷戦が終結します。

このころ米国経済はガタガタです。

金食い虫のアメーバー型の軍事ネットは、使いどころがなくなってしまいました。

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軍事関係の職場を追われた人々は、アメーバー型の軍事ネットを民間に転用し始めました。

これが1990年代からのIT革命の始まりです。

これでアメリカはみごとに復活することになります。

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しかし、このあとイラク戦争、新自由主義で、再び衰退の道を歩んでいます。

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IT革命は「情報革命」ではありません。
情報技術(Information Technology)革命です。
今の世の中は、理科系の技術を求める社会です。

かつてテレビ局の新人アナウンサーには、インタビューだけで事足れりでした。
いまは北海道の遠く人里離れた断崖に巣くう鳥を
・撮影し、
・声を録音し、
・それを高度編集し、
・図解する、
という理科系の技術が求められています。

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IT社会は、生い立ちが軍事技術なので、カゲの部分を背負っています。
カゲの部分は米国独占です。

カーナビのGPS

・GPS=全世界衛星測位システム、Global Positioning System
・27体の軍事衛星が誰がどこを入っているかを掌握。
・無料にしているのは、日本などに対抗衛星を上げさせないため。

Echelon  Menwith Hill, North Yorkshire, England
米NSA本部  

エシュロン

・エシュロン=Echelon、仏語で「はしご」
・米NSA(国家安全保障局, National Security Agency)が運営。
・全世界の通信を傍受:全世界の携帯電話、電話、ファクス、イーメール、無線。
・経済諜報も。
・第二次大戦では日本の暗号電信も傍受解読されていた。

エシュロン 秘密の通信傍受システム【14:36】
その2 【14:51】

Echelon  【英】Sources and Resources




(初稿:2003年7月。改稿:2012年5月)

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