世界はGゼロ時代、アメリカ1国支配の終わり


世界支配の流れ:米・ソ→ 米→ G7、G20→ G-Zero

米ソ2極時代は、1945年から45年間続きました。

1990年から10年間は米国一極支配の時代です。

続いて、G7(ジーセブン、Group of Seven、先進7か国)、G20(ジートウェンティ、Group of Twenty、主要20か国・地域)が、世界を仕切ります。

しかし、いまはアメリカ、ヨーロッパ、日本のG3には世界を主導する力はありません。

中国、インド、ブラジルなどの新興大国は、経済開発で手一杯で、対外責任をはたす状態にありません。

国連も機能不全です。

G-Zero(ジーゼロ)の時代、世界無極化時代です。

バスの運転席には誰もいない時代です。


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米国1国支配は終わり、基軸のない時代です。
リーダー不在の時代、テンデンバラバラの時代です。

米国は、チュニジア、エジプト、リビアなどの中東情勢の激変に傍観せざるを得ません。
欧州危機にも無力です。
北朝鮮ミサイル打ち上げに有効な対策を出せません。


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The former Japanese Prime Minister Junichiro Koizumi wore a pair of Elvis Presley's sunglasses which were given to him as a gift. Koizumi is a huge Elvis buff and he even got to do his Elvis impersonation for Priscilla, Lisa Marie, second from right, and President Bush, right, as he and Bush toured the late singer's home in Memphis, Tenn. in 2006. The Bush-Koizumi tour through the Memphis mansion wrapped up two days of consultations between the staunch allies.
U・ω・U      http://goo.gl/Rr3sq

米国主導の時代が終わった2001年に小泉純一郎政権は誕生しました。

対米自立の絶好のチャンスでした。

しかし、時代認識はなく、アメリカ一辺倒政権でした。

年次改革要望書(※1)を飲み、日本を規制緩和、民営化で市場主義の奈落におとしいれました。

不条理なイラク戦争に唯々諾々と賛成しました。
国家百年の計に立ち、筋道を通し、「憲法上、日本は後方支援に徹します」と、10年間の孤立に耐えて、有言実行しておけば、世界は日本を賞賛していたでしょう。

それが、世界にとり、またアメリカにとってもありがたい頼もしい選択でした。


G-Zero 【英】
(※1)年次改革要望書



【追記】

唯一の超大国であった米国は、へとへとで立ちつくしています。

日本は、対米協調を根底においた

    「対米自立」

を目指す時です。

特に軍事、基地問題にそれが言えます。
調べれば調べるほど、植民地状態であることが判明します。


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