ヤオコー、南関東への出店強化 小規模店舗も実験
スーパーのヤオコーは南関東への出店を強化する。2013年3月までに神奈川や東京などに計5店を新しく出すほか、14年3月期は10店以上を増やす計画だ。同社は来店客への提案型の売り場づくりで業績を伸ばしており、人口の多い南関東へ進出して収益拡大を目指す。人口密集地に合わせた小規模店舗の実験も始める。
現在のヤオコーの店の数は118店で、群馬など北関東にも多い。今年度下期の出店計画は、埼玉が2店、東京、神奈川、千葉が1店ずつ。13年2月下旬に神奈川県内で2店目となる「相模原鹿沼台店」を相模原市に出店するほか、1月中旬に東京都小平市にも出す。