・Wayin
サン・マイクロ創業者、日本で投票型SNS
- 2012/11/1 0:29
米オラクルに買収されたサン・マイクロシステムズの創業者メンバーのスコット・マクネリ氏は31日、都内で取材に応じ、同氏が手がける交流サイト(SNS)「Wayin(ウエーイン)」について語った。同日から日本企業を通じてサービスを始めたばかり。「ウエーインをアジアで最初に日本で提供する。日本で勝てれば世界で勝てることをサン時代に学んだからだ」と語った。
スコット・マクネリ氏
ウエーインはネット利用者の投票を集計し、「民意」がただちにわかる。質問と解答を自分が作り、SNSの参加者がそれに投票する仕組み。米大統領選でロムニー陣営が採用。現職のオバマ氏との激戦を勝ち抜くために活用しているという。
日本ではIT(情報技術)企業の日本サード・パーティ(東京・品川、森和昭会長兼社長)を通じてサービスを提供。個人は無償だが、企業利用は有償となる。社員や顧客向けのアンケートに使える。マクネリ氏は「一対多数のコミュニケーションは、ネット業界で次に来る大きな波になる」と強調した。
マクネリ氏は2010年にサン会長を辞任した。サン時代は日本で高性能サーバーなどを相次ぎヒットさせていた。
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