投稿

【武蔵観研通信】243号:2018年7月31日

【武蔵観研通信】243号:2018年7月31日 ★ 川越、埼玉 〇 川越に五輪バナー旗 市と商議所、全国初の連名 〇 埼玉県、タイに観光客誘致の拠点  ❖  埼玉県庁   ❖   川越市役所 > 新着   動画       議会3、6、9、12月 ・・・・・・・・・・・ ★ 人物、名言・語録 〇 幸田露伴。『五重塔』で有名。Kōda Rohan。7月30日没。 「努力よりほかに、 われわれの未来をよくするものはなく、 また努力よりほかに、 われわれの過去を美しくするものはないのである」 〇 ビスマルク。ドイツを統一した鉄血宰相。Bismarck。7月30 日没。 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 〇 ゴッホ。浮世絵の影響を受けた後期印象派の画家。Gogh。 7月29日没 「大きなことは、小さなことをコツコツ集めて、できるもの です」 Great things are done by a series of small things brought together. 〇 ロベスピエール。国王ルイ16世とマリ=アントワネットを 処刑。Robespierre。7月28日没 【ふるまい】 愚直なまでに理念に対し誠実で、清廉潔白である事を心掛け、 紳士的な振る舞いによって多くの市民の心をつかんだ。 〇 緒方洪庵。3000もの人に教え、 阪大の原点をつくる。 Ogata Kōan。7月25日没 「医者がこの世で生活しているのは、人のためであって自分の ためではない」 〇 芥川龍之介。『鼻』『羅生門』『蜘蛛の糸』の小説家。 Ryūnosuke Akutagawa。7月24日没 「自由は山嶺(さんれい。山頂)の空気に似ている。 どちらも弱い者にはたえることはできない。」 〇 島原・天草一揆とは史上最大の一揆。松平信綱 (島原・天草の一揆がもう再びないように) 「川越まつりで、この世を楽しく」 〇 山岡鉄舟。江戸城無血開城の立役者。Yamaoka Tesshū。 7月19日没 (西...

ASEANは世界経済をつなぐ  ギナンジャール・カルタサスミタ・元インドネシア経済・金融・産業担当調整相 nk 2018/7/27

世界経済つなぐASEAN  ギナンジャール・カルタサスミタ氏・元インドネシア経済・金融・産業担当調整相 nk 2018/7/27  世界経済は不安定さを増している。最大の要因は言うまでもなくトランプ米政権だ。(大型減税などの「米国第一主義」は)投資を呼び込み、失業率を下げ、短期的には米経済を好転させたようにみえる。だがドル高が進み、東南アジア諸国連合(ASEAN)を含む新興国は自国通貨の下落傾向が強まっている。米連邦準備理事会(FRB)の独歩的な利上げも拍車をかける。深刻な問題だ。  通貨安で輸入物価は上がり、ドル建て債務も膨らむ。長期化すれば世界経済はさらに不安定になる。そうした「新常態」と呼ぶべき状況に、我々は適応しようと努力している。インドネシア通貨ルピアは対米ドルで弱含むが、通貨安を一定の範囲内にとどめ、国内経済を何とか制御できている。  米中間の貿易戦争も追い打ちをかける。我々が望むのは、米中摩擦が第三国との関係に影響を及ぼさないことだ。米中は互いに340億ドル(約3兆8千億円)相当の輸入品に高関税を課したが、追加措置に踏み切る前に、何らかの解決策を見つけることを期待する。  いまや米中の立場は逆転した。米国は長い間、自由貿易や環境対応のリーダーだったが、トランプ政権下で保護貿易に走り、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からも離脱した。入れ替わるように中国は、こうした取り組みに積極姿勢が目立つ。かといって中国が本当の意味で世界経済のリーダーになれるかは疑問だ。理由のひとつは人民元の国際化の遅れだ。だからこそ中国自身が外貨準備で多額のドルを保有している。  もうひとつの理由は権威主義的な政治体制にある。一見安定しているが、 70年余り続いた旧ソ連や、30年間続いたインドネシアのスハルト体制は、あっという間に倒れた。 中国は4千年以上も権威主義体制下にあったため、国民は今の共産党一党独裁に不都合を感じていないかもしれない。だが権威主義は人間の本性とは相いれず、いずれ民主化の問題と向き合わざるを得ない。ただし旧ソ連やインドネシアとは違い、 (中国の)変化は徐々に起きるのではないか と思う。  ASEANは過去にも数多くの困難を克服してきた。とりわけ 1990年代後半のアジア通貨危機 は深刻だった。インドネシアの場合、影響は経済...

論理・創造、プログラミングで育む 石戸奈々子。nk 2018/07/25

論理・創造、プログラミングで育む  石戸奈々子   nk 2018/07/25 NPO法人CANVAS理事長 私見卓見   プログラミング教育が2020年度に小学校で必修化 される。学校現場からは「指導者がいない」「授業案がない」という不安の声が聞こえてくるが、 IT(情報技術)教育で後れをとる日本にとって、プログラミング教育は喫緊の課題 だ。諸外国に追いつき追い越すためには、学校だけに押しつけてはいけない。  周囲によい教育資源がない場合も、例えば遠くにいるエンジニアに遠隔授業をしてもらえばいい。交流サイト(SNS)を使い、世界各国の子どもと一緒に作品を作りながら学ぶこともできる。学校外の資源を使いこなせば地域的、経済的格差を乗り越えた教育が実現できる。  カギになるのは地域や産業界との連携だ。私が理事長を務める NPO法人 CANVAS (東京・台東)は産官学連携で、約15年前からデジタル技術を活用した創造的な学びの場をつくってきた。教員は必ずしも詳しい知識を持つ必要はなく、外にある専門的人材や教材といった教育資源を活用し、授業を作り上げるファシリテーターの役割を果たすことが大切だ。   プログラミング教育 の意義についても改めて強調しておきたい。「プログラマー育成」だと勘違いされることも多いが、 どのような人にも必要な基礎教養 であり、プログラミングを学ぶのではなく、プログラミングで学ぶという認識が広まってほしい。  学べるのは論理的・創造的思考方法だ。コンピューターを動かす時は課題を細分化し、順序立て、過不足なく指示をする。実際に自分の手を動かしてコンピューターに指示し、作品を作り上げるといった経験を繰り返すことで、論理的に考えて創造的に物事を進める能力が身につく。  「論理的・創造的思考方法はほかの教科でも身につく」との指摘がある。確かに算数や国語などでも鍛えられる。ただし人工知能(AI)や、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」、ビッグデータの技術が進化し、生活を飛躍的に便利にしているなか、それを制御する コンピューターを教材にしない手はない。  プログラミングを学ぶことで、コンピューターがどのように動いているかを理解し、主体的に活用できるようになる。技術が急速に変化する時代では、学び続ける...