サイバーエージェント、ネット風評被害の防止サービス 法律事務所と連携
サイバーエージェントは鳥飼総合法律事務所(東京・千代田)と組み、インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷やプライバシー侵害の被害を防ぐ新しいサービスを週内に始める。ネット企業と法律事務所が連携し、風評被害対策を手掛ける例は珍しく、著名人や企業などの需要を見込む。
サービスの名称は「インターネットガーディアン」。ネット上に掲載された記事、ブログや交流サイト(SNS)の書き込みなどを対象に被害相談を受け付け、違法性を判断し、削除依頼や損害賠償請求、刑事告訴といった対策を取る。サイバーの子会社を通じて、ネット上の状況を調査するほか、不適切な記事や発言が検索サイトの上位に表示されないようにする技術サポートも手掛ける。
料金はサービス内容や期間に応じ、数万~数百万円を想定。初年度は2億~3億円の売り上げを見込む。ネット環境の普及やSNSの登場により、企業などが風評被害を受けるリスクは高まっている。
ネット企業と法律事務所の双方の強みを生かしたサービスとして、幅広く利用を促す。
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