SNS、声でやりとり 日立とBS―TBS スマホ向け、来月から
日立製作所とTBSグループのBS―TBSは、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)で音声メッセージをやりとりする交流サイト(SNS)を共同開発、11月1日からサービスを始める。利用者は会員登録して音声を吹き込み、閲覧者は画面のタイトル部分を選択すると声が聞ける。一般消費者だけでなく企業の業務連絡などの需要を見込む。音声に絞ったSNSは珍しい。
利用者は両社が配信する専用アプリ「トークフィールド」をスマホに取り込んで利用する。サービスは原則無料で15秒以内の音声メッセージが吹き込める。メッセージの冒頭が自動的にタイトルとして表示される仕組み。声で吹き込むこと以外の使い方は一般的なSNSと同じだ。閲覧者を一定の範囲内に限定することもできる。
まず米アップルのコンテンツ配信サービス「アップストア」向けにアプリを配信。米グーグルのOS(基本ソフト)、アンドロイド搭載のスマホなどにも順次対応する。
BS―TBSは企業の業務連絡や著名人のファンクラブ向けなどに有料で音声SNS機能を提供する事業を検討している。
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