「工場見学」と「アニメ」でおもてなし 観光客増へ意見集約 埼玉
2012.10.12 10:00
埼玉県は11日までに、県内観光の目玉を「工場見学」「アニメ」「川」などとする「観光づくり基本計画案」をまとめた。今後、県議会での議論や県民からのパブリックコメントなどを通じて意見を集約し、年度内の実施を目指す。
計画案では優先的に行うプロジェクトを5つ設定した。1つは「産業観光テーマパーク推進」で、工場見学で人気を集める産業施設を観光資源として生かす。具体的な目標として工場見学コースを50社設定する。
2つ目は「アニメの聖地化推進」。県内を舞台とする人気アニメ「らき☆すた」(久喜市・鷲宮神社)や「クレヨンしんちゃん」(春日部市)などを利用、観光客の呼び水とする。
3つ目は「水辺空間のとことん活用」で、県と市町村が現在進めている川の環境整備事業を活用し、河川敷にバーベキュー施設などを作る。他にも、観光客をもてなす気持ちを醸成する「おもてなし力(りょく)向上推進」なども盛り込んだ。
今年3月に施行された県観光づくり推進条例に伴い、外部有識者らでつくる検討委員会が策定した。県の担当者は「これまでの事業を生かしつつ、観光の底力をアップさせたい」と話している。
計画案は県のホームページなどで公開し、パブリックコメントを22日まで募集する。詳細は(http://www.pref.saitama.lg.jp/page/kankou-comment.html)。
計画案では優先的に行うプロジェクトを5つ設定した。1つは「産業観光テーマパーク推進」で、工場見学で人気を集める産業施設を観光資源として生かす。具体的な目標として工場見学コースを50社設定する。
2つ目は「アニメの聖地化推進」。県内を舞台とする人気アニメ「らき☆すた」(久喜市・鷲宮神社)や「クレヨンしんちゃん」(春日部市)などを利用、観光客の呼び水とする。
3つ目は「水辺空間のとことん活用」で、県と市町村が現在進めている川の環境整備事業を活用し、河川敷にバーベキュー施設などを作る。他にも、観光客をもてなす気持ちを醸成する「おもてなし力(りょく)向上推進」なども盛り込んだ。
今年3月に施行された県観光づくり推進条例に伴い、外部有識者らでつくる検討委員会が策定した。県の担当者は「これまでの事業を生かしつつ、観光の底力をアップさせたい」と話している。
計画案は県のホームページなどで公開し、パブリックコメントを22日まで募集する。詳細は(http://www.pref.saitama.lg.jp/page/kankou-comment.html)。