川越の彼岸花

仙波氷川神社  2012/10/01
仙波河岸公園  カルガモも
白い曼珠沙華  中院
ヒガンバナ(彼岸花)は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ともいいます。

英語で red spider lily といいますが、中院には白い曼珠沙華も咲き始めました。

曼珠沙華は、毒性を活用して、ネズミ、モグラ、虫が中に入らないように、田畑のまわり植えられます。

堤防にも壊されないように植えられています。
堤防や土手の曼珠沙華は、「モグラよけ」のためです。

墓地に植えるのは、ミミズが土中に住まなくなり、ミミズを餌とする肉食のモグラが寄り付かないようになるからです。

曼珠沙華は、有毒なので農産物とみなされず、年貢の対象外とされたため、凶作の時の救荒作物として栽培されました。
長時間水にさらし続けると、毒がなくなります。

飢饉や戦国時代の籠城の時は、これを食べてしのぎました。