ルター。宗教改革でプロテスタント教会の源流をつくる。Martin Luther

ルター。宗教改革でプロテスタント教会の源流をつくる。Martin Luther。2月18日没

ルター

・1483年11月10日- 1546年2月18日。62歳

マルティン・ルターは、プロテスタントのドイツの宗教改革者です。


その前に、
カトリックについて。



カトリック教会  お金は教会に寄付


カトリックとは
中世のカトリック教会は、「蓄財は罪」と教え、
お金は教会に寄付することを奨励しました。

また、教会の免罪符を購入すれば、
神のゆるしがえられると教えました。
人々は、蓄財よりも、
教会に寄付するような国民性が生まれました。

ポルトガル、アイルランド、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインは、貧しく、PIIGSとよばれています。

 「豚」にかけています。
カトリック教徒の国です。

PIIGS
【※】PIIGSとは
PIIGS(ピーグス)とは、財政状況がきびしい国のことです。
PIIGSは、イギリス、アメリカの金融機関の蔑称です。
  • Portugal  ポルトガル
  • Ireland アイルランド
  • Italy イタリア
  • Greece ギリシャ
  • Spain  スペイン




ドイツやイギリスなどの北欧諸国の人々は、プロテスタントが主流です。

ルターの宗教革命(Reformation)が、国々の成長をうながしました。


ドイツのルターとスイスのカルヴァンは、
カトリック教会の教えを公然と否定し、
宗教改革をはじめました。

彼らの教えを信じる新しいキリスト教徒をプロテスタント(新教徒)といいます。

【※】プロテスタント protestant
カトリックに「抗議する人(プロテストする人)」です。
ルターが、抗議活動の火付け役です。
プロテスタントは、教派が千差万別です。


プロテスタントは、
    一生懸命働くことが神のご意思にかなうことである、
と信じます。

プロテスタントは、自分の仕事を真面目に頑張ることを奨励され、
がむしゃらに働きました。

がむしゃらに働くことが一種の信仰だったのです。
このプロテスタントの勤勉さこそが、資本主義のバックグラウンドとなっています。

イギリスからの移民が建国のリーダーになったアメリカ合衆国も、
プロテスタントの教えを信じることで、経済的な発展を遂げることができました。
主にイギリス、ドイツ系移民の新教徒(プロテスタント)が、必死に働く勤勉な人々だったからこそアメリカ合衆国は発展しました。



中南米では、カトリック教徒がリーダーになることで、
勤労に価値をおかず、のんびりした空気がただよっています。

ロシアが発展しないのも、
一緒懸命に働くという気持ちが
ロシア正教にはないことが原因です。

どの派が広まるかによって、その後の国の発展が決まるようです。


ところで、いま  がむしゃら主義、「発展主義」が
地球に悪影響を
およばしています。
地球がマイッテいます。

またプロテスタントの教義では、日本の発展がわかりません。



【7分】7分でみる 世界史 ルターと宗教改革  
【※】わかりやすい世界史解説動画です。



【名言】ルター

(独白)「信仰のよりどころは、くさった教会ではなく、聖書にある。聖書をドイツ語に翻訳するぞ」

【※】宗教改革の広がりは、印刷機の普及で

ルターのドイツ語の聖書は、グーテンベルクの印刷機により、ヨーロッパ全土に広がっていきました。宗教改革はこうして始まりました。

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