司馬温公(しばおんこう)の瓶割(かめわり)

http://www.mct.gr.jp/world_h/toushogu/youmeimon_shibaonkou.shtml
http://www.daiouji.or.jp/houwa033.html

司馬公(1019-1086)は名著『資治通鑑(しじつがん)』の編者です。
『資治通鑑』は歴史書です。
294巻にわたり1300年以上の歴史をつづっています。

司馬公は神童として有名でした。

子供の時分、庭で友達と遊んでいました。
1人が大きな水瓶に落ちてしまいました。
水瓶は父が大事にしているものでした。

仲間たちはおろおろして何もしませんでした。
司馬公は、落ち着いて、石で水瓶を割りました。

大切な瓶を割ったので叱られることを覚悟していましたが、父親は司馬公をほめて、「どんな物よりも、人の生命のほうがまさる」ことを教えたと言います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B8%E9%A6%AC%E5%85%89