桑原政則の「合縁奇縁」
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阿部仲麻呂は安南節度使
【書きかけ】
□□仲麻呂(701-770)
「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」とよんだ阿部仲麻呂(701-770)は、奈良時代の遣唐留学生で、科挙の試験に合格し、玄宗皇帝につかえ、詩人の李白などとも交友があリました。
仲麻呂は安南節度使としてハノイに2度にわたり 駐在しました。
節度使とは、唐の時代の辺境要地の軍団の長のことです。辺境諸州の民政、財政を司ったため、私兵を養い強大な力を蓄えた者もいます。
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