京都御所の角欠け(かくかけ)とは。猿が辻

京都御所の東北部の角欠け(かくかけ)。2009年8月 
日吉大社

京都御所の東北部は、邪鬼の進入を防ぐようにと、ここだけわざと塀の角がえぐられています。 角欠け(かくかけ)といいます。
猿の彫刻もあり、「猿が辻」といわれます。
京都御所略図

「猿が辻」の東北の方向には、比叡山があり、御所をお守りしています。
京都御所の東北に比叡山【地図】

日吉大社の棟(むね)持ち猿  /src ページ末 

比叡山のふもとには、日吉(ひよし)大社があります。猿が神の使いです。
日吉は「ひえ」ともいい、「日枝」と記されることもあります。
全国に3800あります。
日吉大社は、大山昨神(おおやまくいのかみ)が主神です。
大山に杭(昨)を打つ神、大きな山の所有者を意味します。

京都人は、京都から奪わず多くの貢献をしてくれた豊臣秀吉が好きです。
秀吉の幼名は、日吉丸(ひよしまる)でした。
猿が日吉大社を守っています。

日吉大社 公式ページ




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http://www9.plala.or.jp/sinsi/07sinsi/fukuda/saru/saru-1-1.html