豊臣 秀長。豊臣秀吉の弟。豊臣秀吉を陰ながら支える。NHK 2026年の 大河ドラマ

豊臣 秀長。豊臣秀吉の弟。豊臣秀吉を陰ながら支える  

【＊】NHK 2026年の 大河ドラマは『豊臣兄弟！』

豊臣秀長

・豊臣秀長    1540年4月8日-- 1591年2月15日  50歳

NHK 2026年の 大河ドラマは『豊臣兄弟！』で、
主人公は、豊臣秀長です。

磯田道史（国際日本文化研究センター教授）が、
文藝春秋に豊臣秀長について、
寄稿しています。

沿って、解説します。

・戦国時代は、弟が兄を補佐するのは、自明ではありません。
兄弟は、血で血を洗うライバルになることもあります。
織田信長は、弟を謀殺しています。

・ところで、家柄、世襲もなく、ゼロから1を作り出したのは、
豊臣兄弟を代表とします。
豊臣兄弟の出生地は、名古屋市の中心 中村区です。
中村区には、名古屋駅もあります。

・豊臣兄弟の母は、ナカです。のちの大政所です。
ナカは、秀吉を生みます。
ナカは、2番目の夫 竹阿弥 とのあいだに3歳はなれた秀長を生みます。
竹阿弥は、技能がある知的労働者でした。

・ところで、豊臣秀吉は、養父となった竹阿弥とはうまくいかず、16歳で家を出ます。
容貌のこともあったようです。
また、親指の多い多指症でもありました。

・秀吉は、徳川家の家臣 松下 加兵衛に雇ってもらうことになります。
松下家は修験の武家でした。戦闘、布教、商売、隠密にたけていました。

・木下藤吉郎の「木下」は、松下 加兵衛にあやかって、つけたのかもしれません。

・豊臣秀長は、1574年伊勢長島の一向一揆で初登場します。
織田信長の馬廻りとしてです。

・豊臣秀長は、信長から「長」をいただいています。
「秀」は、豊臣秀吉からです。
ここで、豊臣秀吉は、
「長秀」を「秀長」に入れ替えました。
なぜなら、
豊臣秀吉は、従一位関白で、
織田信長は、正2位右大臣です。

信長より秀吉のほうが上だと天下に公言したわけです。