西田幾多郎。日本の哲学を確立する。『善の研究』。 概説

西田幾多郎。日本の哲学を確立する。『善の研究』 


【9m】【高校生のための倫理】西田幾多郎(日本思想)

純粋経験/主客未分    絶対無    


【18m】日本一難しい哲学を日本一分かりやすく伝えます! 『善の研究』|西田幾多郎

「自己」の先に「自他」が    外への「知」から内の「愛」へ=「知即愛」 


【4m 】【西田幾多郎(前期)】日本思想解説【純粋経験】【主客未分】       

【11m】京都大学 西田幾多郎 無の哲人:禅の思想から日本哲学へ
純粋意識/主客未分離    透体脱落    場所の思想    無の場所    行為的直観    絶対矛盾的自己統一    『善の研究』      


【1m】 石川県 西田幾多郎 記念哲学館 


【7m】 哲学者・西田幾多郎「幻の本」発見   2022/07/29 

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西田幾多郎(にしだ きたろう)は、日本近代哲学の最大の巨人です。

西田幾多郎は、東洋的な直観を、西洋の論理で通じる形にすることをめざしました。


西田哲学の出発点は、「純粋経験」です。

私たちは、「私(主観)」が「花(客観)」を見ている、と世界を二つに分けてとらえています(主客二元論)。

西田幾多郎は、「分かれる前の、瞬間こそが本物だ」と考えました。


ベートーヴェンを聴いて、ハッとして心を打たれた瞬間があります。

この混じり気のないありのままの瞬間を「純粋経験(主客未分)」とよびます。

「私」と「ベートーヴェンの曲」に分かれてはいません。


この「私」と「ベートーヴェンの曲」が分かれる前の、

ありのままの経験が「純粋経験(主客未分)」です。

スポーツ選手が「ゾーンに入る」状態も「純粋経験(主客未分)」です。


この「純粋経験」は、さらにスケールアップし、「場所の論理」という壮大な考えに行き着きます。


分かりやすい例:

リンゴが存在するためには、リンゴを置く「お皿」や「空間」という場所が必要です。


西田は、すべての対立(有と無、善と悪、私とあなた)を
根底で包み込む、

無限に広がる究極の背景(場所)があると考えました。

それが「絶対無(ぜったいむ)」です。


【*】鈴木大拙との対比(論理の西田、体験の大拙)

西田幾多郎と鈴木大拙は、
石川県の高校時代からの同級生であり、

生涯を通じて深い友情で結ばれた盟友です。

二人は「東洋の精神(禅)を西洋に伝える」という同じ山を目指しましたが、登り方(アプローチ)が違いました


鈴木大拙は、自ら深い禅の修行を行い、

の悟りの体験や東洋の精神を、

英語で欧米の知識人に「伝道師」として直接伝えました。

「この山(禅)は素晴らしい。さあ、一緒に登って風を感じよう」とガイドする役割でした。


西田幾多郎も、座禅に打ち込みましたが、

西洋の論理を使って、説明しようと苦闘しました。

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