クルーグマン「アメリカの格差問題の根本は人種差別問題」
http://goo.gl/cPLQu 2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンは、 「アメリカの格差問題の根本は人種差別問題である」 と言い切っています。 「格差は、政治的につくられたのであり、経済政策が後追いをしたにすぎない」 主張しています。 アメリカの経済格差の経緯です。 1 格差の時代:19世紀後半~1920年代 一部の金持ちに富が集中。 トップ1%の年収が、全国民の収入の17%を占めました。 最高所得税率は24%で、金持ちも大して税金を払わずに済みました。 2 格差縮小の時代:1930年代~1950年代 ニューディール政策と税の累進性の強化により貧富の格差が縮小し、大量のミドルクラスが誕生。 富裕層の最高税率は77%にまであがります。 3 格差僅少の時代:1960年代~1970年代半ば 大量のミドルクラスの誕生により、アメリカ経済はおおいうるおいます。 一方、1925年には32人いたビリオネアは、1968年には13人に減りました。 4 格差最大の時代:1970年代~現在: 金持ち側保護、人種差別的な、福祉嫌悪の時代。 1980年のレーガン以降、共和党=超保守、民主党=超リベラルへと 分化しました。 レーガンは、社会保険を「社会主義」と呼びました。 環境保護予算もカットしました。 ◇ ◇ ◇ レーガンの考えは、 「貧しい白人を救う政策を実行すれば、貧しい黒人やヒスパニックも一緒に救ってしまう。 ならば、貧しい白人も放置しておこう。 市場原理主義で行こう。」 というものでした。 これに超保守がしっかり乗っかっています。 アメリカは国民健康保険すらない国です。 ユダヤ系のクルーグマンは、 「組合運動を擁護し、最高税率を引き上げ、福祉を手厚くし、特に国民皆保険を実行すべし」 と結論づけています。 行き過ぎた格差社会、市場主義、マネーゲーム社会をどう制御するかが現...