桓武天皇の命で坂上田村麻呂は京の鬼門封じに津軽に北斗七星を配置

京都の鬼門にあたる東北の津軽
津軽の北斗七星
北斗七星
北斗七星から北極星を見つける方法   Yahoo!きっず
中央の東北異端視は桓武天皇の頃から延々と続いています。

源平の時代には、蝦夷(えぞ)は人種ではなく、王化に浴せぬ東北のいなかもの、を指すようになりました。

東北は、近代では、出稼ぎ労働力、女性、米の供給源におとしめられていました。

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794年桓武(かんむ)天皇は、平安京に遷都しました。
1200年にわたる京都の繁栄を築いたのが桓武天皇です。

都を守るために、御所の鬼門にあたる比叡山に鬼門封じの仕掛けをほどこします。
鬼門とは、鬼が出入りする東北の方向のことです。

鬼門よけのために、さらに壮大なしかけをめぐらしました。

800年ころ坂上田村麻呂(さかのうえの たむらまろ)に東北遠征を命じます。
鬼門封じの一環でした。

坂上田村麻呂は征夷大将軍でした。
征夷とは、蝦夷 ( えみし)や外敵を征服することです。

これ以降、将軍職の役割は、鬼門封じが主になります。
源頼朝も徳川家康も征夷大将軍です。

津軽は京都御所から見れば、鬼門中の鬼門でした。
田村麻呂は、津軽に7つの神社を造り、北斗七星の形に配列しました。
    1. 大星(おおぼし)神社
    2. 浪岡(なにわおか ) 八幡宮
    3. 猿賀 ( さるが ) 神社
    4. 熊野奥照 ( くまのおくてらす ) 神社
    5. 岩木山 ( いわきさん ) 神社
    6. 鹿島 ( かじま ) 神社
    7. 乳井 ( にゅうい ) 神社

北極星は帝王を意味します。
すべての星は北極星を中心にめぐります。

この動かぬ 帝王・北極星を守るのが、周囲をめぐる北斗七星です。
坂上田村麻呂は、津軽の北斗七星が、魔物を封じ、帝王・京都を守るようにしました。